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ダブル不倫の離婚の進め方と慰謝料について

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夫婦両方が不倫行為を行っているケースもあります。しかもそれぞれの不倫相手も既婚者のダブル不倫の場合、状況は泥沼の展開をたどることも多く、非常に厄介です。また、ダブル不倫が原因で離婚に踏み切る場合には、双方の言い分が食い違ったり、不倫相手からの慰謝料請求に悩まされたり、困難な状況に陥ってしまうことも少なくありません。

ダブル不倫が原因で離婚を進めていく場合には、こちらが加害者にも被害者にもなりうることを踏まえておきましょう。妻に対して不倫をしたという点では加害者ですし、妻に不倫をされたという点では被害者です。

さらに、パートナーの不倫相手に夫婦関係を壊された点では被害者ですし、自分の不倫相手の夫婦関係を危機に追い込んだ点では加害者なのです。

ダブル不倫で離婚を進めていく際には、この点をしっかり考慮に入れておく必要があります。

注意したいのは、どちらがより悪い、どちらの不倫の方がよりたちが悪いといった、水掛け論にならないようにすることです。事実関係や前後関係を確認した上で、状況を正しく判断していきましょう。どちらが先に不貞行為に走ったのか、そして一方の不倫がもう一方の不倫の引き金になっていないかどうかです。不貞行為はパートナーの心を傷つけ、プライドを大きく損ねます。

それに対する意趣返しとして不倫に走るケースも少なくないのです。こうした前後関係を確認しておくことも大事です。

それから、金品の授与が伴っているかどうかもポイントです。不貞相手に金品を与えている状況だと、夫婦関係だけでなく家庭の経済状況にまで大きな損害をもたらしたことになります。

そのため、パートナーから慰謝料だけでなく損害賠償の請求を受けるケースもあります。逆にパートナーが不貞相手から金品を受け取っていた場合には、その相手方から慰謝料・賠償請求がくることもあります。

都合の悪い事実を隠した状態で離婚の話し合いを行うと、交渉の間に事実が次々と露見して、関係がどんどん悪化してしまう恐れがあります。これまで順調に進んでいた交渉が、新事実によってあっという間に覆されてしまうケースも少なくないのです。

ダブル不倫の場合、どうしてもお互い疑心暗鬼になっていますし、交渉を有利に運ぶためにも、自分の都合の悪いことは隠してしまいがちですから、この点からもどちらがより悪い、ではなく、お互い悪いことをしたのだと言うことを自覚した上で話し合いをしていくことが必要です。

また、当事者同士で話し合いをすると、どうしても隠し事が出てきてしまいます。弁護士に間に入ってもらい、双方から話を聞いてまとめてもらうようにするのが、もっとも円滑に交渉を進めていくおすすめの方法です。

ダブル不倫の慰謝料と相殺について

前述のとおり、ダブル不倫の場合、どちらも加害者・被害者の両面を備えています。ですからそのパートナーは、慰謝料を請求する権利を持っているだけでなく、相手方から請求される可能性も抱えているのです。

そのため交渉もこじれやすく、それぞれ相手に責任を押しつけあって慰謝料の支払いを拒否したり、応じる場合でも自分の方が多くもらえるよう主張するため、合意に持ち込むのが難しいのです。

ダブル不倫の慰謝料の交渉が難しいのは、金額を決める要素が複雑だからです。簡単に考えれば、両方既婚者が不倫をしたわけですから責任はイーブン、どちらも悪いわけですから慰謝料は同じ金額となるはずです。

しかし実際にはそうではなく、不倫関係のシチュエーションや夫婦関係、経済状態によって決められます。

結婚期間が長いほど有利?

たとえば、婚姻期間が長い夫婦の方が慰謝料を多くもらえる傾向があります。

長い間築き上げてきた夫婦関係を壊されたという理由からです。ですから、結婚10年の夫婦と3年の夫婦の間でダブル不倫が行われた場合、前者の方が多くの金額をもらうことができるのです。

年齢が高いほど有利?相手の経済状況も考慮

それから年齢もひとつのポイントになります。

特に妻の不倫相手に請求する場合、相手の男の年齢が高ければ高いほど、受け取れる慰謝料の額が高くなります。それからもうひとつ大きいのが、相手の経済状況です。高収入であればあるほど慰謝料が高くなります。このようにダブル不倫でも、請求できる、あるいはもらうことができる慰謝料には差が出てくるのです。

そのため、不公平じゃないかともめてしまうケースが多く見られます。

相殺は認めらていません。

もうひとつ、ダブル不倫の慰謝料について注意しておきたいのは、相殺という概念がないことです。たとえば、一方の側に150万円の慰謝料、もう一方に100万円の慰謝料の支払い義務が生じた場合、前者が差額の50万円を支払えばよいというわけにはいきません。

これは慰謝料を受け取る側が異なるのが理由です。不倫の慰謝料は、不倫された側がした側に請求する形になりますから、争うのは不倫の当事者のパートナーです。

そのため相殺という概念は認められず、必ず定められた金額を用意して支払う必要があるのです。

この点は厄介な問題で、ダブル不倫によって一方の夫婦が離婚して、請求される側が経済的な苦境に立たれた場合に面倒なことになるケースが見られます。慰謝料を払える側は支払わなければならないにも関わらず、相手が経済的な事情で支払えない場合には受け取れない可能性があるからです。

この点は慰謝料の請求を行うタイミングとも深く関わってきますから、慎重に相手の動向なども顧慮した上で判断する必要があります。弁護士とも相談した上で判断しましょう。

ダブル不倫をして片方のみが離婚した場合の慰謝料

ダブル不倫をした場合、相手には慰謝料を請求できる一方、相手方からは慰謝料を請求される立場になります。これは仕方のないことなのですが、問題なのは、ダブル不倫が原因で片方のみが離婚してしまった場合です。この場合、慰謝料の支払いに問題が生じるだけでなく、不倫が離婚の原因となったことで、不倫相手が責任を問われることにもなるのです。

まず慰謝料の支払いについては、相殺が成り立たない点が重要です。たとえばそれぞれ130万円、100万円の慰謝料を支払う必要が出た場合、差額の30万円だけをやりとりするわけにはいかず、どちらもきちんと指定された金額を支払う必要があるのです。

この際に片方だけが離婚し、慰謝料を支払う義務を負った側が経済的な苦境に立たされたとしましょう。その場合、払える側はすぐに支払わなければならないのに対し、払えない側からは受け取れない可能性があるのです。仕方がない部分もあるとはいえ、不公平だと言わざるを得ないでしょう。

不倫相手が離婚の責任を問われた場合には、さらに面倒な事態に陥ります。夫婦間に発生する慰謝料に対して、不倫相手が責任を負う必要が出てくるのです。

つまり、ダブル不倫によって離婚していない側が、離婚した側に比べてより多くの慰謝料を支払わなければならない可能性も出てくるのです。この点で交渉が難航して、ズルズルと長く続いてしまうケースも少なくありません。

離婚の慰謝料に対して、不倫相手がどの程度責任を負うのかについては、事情によって異なります。

基本的には、離婚の原因を作った配偶者が3分の2、不倫相手が3分の1の割合となっていますが、必ずしもこの割合で決定されるとは限りません。離婚の原因に、ダブル不倫がどの程度関わっているのかによっても事情が異なってきます。

たとえば妻がダブル不倫した場合、夫のDVが原因で不倫に走ったケースなど、情状酌量の余地も出てくるからです。この点は夫婦同士の交渉となるので、不倫相手の方は情報提供以外にできることはあまりないというのが特徴です。

こうしてみると、ダブル不倫をして片方のみが離婚した場合の慰謝料に関しては、状況によってかなり事情が異なってくることがわかります。極端な話、離婚した夫婦の不倫相手だった夫婦は、請求相手の経済的な苦境によ

って、もらえるべき慰謝料をなかなかもらえない上に、離婚の原因を作ったとして、より多くの慰謝料を支払わされる可能性もあるのです。この点がダブル不倫の厄介な点でもあります。万一こうした問題に直面してしまった場合には、当事者間だけで解決を図ろうとせず、必ず弁護士に相談した上で、適切な対応を目指しましょう。

(ダブル不倫の場合の慰謝料酸甜についてはこちらでも解説していますので、どうぞごらんくださいませ。→ダブル不倫の場合の慰謝料算定

ダブル不倫の慰謝料請求のタイミング

ダブル不倫の慰謝料請求はタイミングが重要です。

ダブル不倫に伴う慰謝料の支払いに関しては、誰が誰に対して請求する権利があり、支払う義務があるのかが錯綜することが多く、トラブルに発展しやすいからです。

まず確認しておきたいのは、自分が加害者にも被害者にもなりうる点です。パートナーが不倫をした憤りから、すぐにでも相手方に慰謝料を請求したくなるものですが、それが相手方の慰謝料の請求を誘発してしまう恐れもあります。

慰謝料は不倫環境や当事者の夫婦関係、経済状況によって決められるため、請求に踏み切ったものの、相手方が請求できる慰謝料の方が多くなって、却って負担が増してしまう恐れがあるのです。相手方に慰謝料を請求する気があるのかどうか、どちらの側により多くの慰謝料を請求する権利があるのかを、よく確認した上で判断しましょう。

また、交渉の際に有利になるような情報や証拠をしっかりと集めておくことも重要です。不倫の直接的な証拠だけでなく、先方の夫婦関係の問題点を指摘できるような証拠も有効です。この辺はダブル不倫をしたパートナーとの協力も必要なので難しい面もありますが、よく話し合いながら準備していきましょう。

タイミングで注意したいのが、相手方の夫婦関係の動向です。ダブル不倫が原因で離婚してしまうケースもあります。その場合、実際に慰謝料を支払う相手が変わってしまう恐れがあるのです。たとえば夫に不倫された妻が慰謝料を請求する場合、実際に支払うことになるのはその夫となります。

しかし相手の夫婦が離婚してしまうと、別れた夫には慰謝料の交渉については関わりも責任も負うこともなくなります。不倫をした元妻が全面的に支払うことになるわけですが、離婚直後で経済的に苦境に立たされた場合、慰謝料の支払いが滞ってしまう可能性が非常に高いのです。

このように、ダブル不倫で慰謝料を請求する場合には、タイミングによってさまざまなトラブルが発生したり、慰謝料を受け取れない可能性も出てくるのです。それだけに有利な形で交渉を進め、慰謝料を請求できるタイミングを見計らっておくことが大事です。

具体的には、相手方の夫婦が離婚していない状況で、こちらが有利になるような不倫の証拠を揃えた段階です。あまり急ぎすぎると却って不利になってしまいますし、遅すぎるともらえるはずの慰謝料がもらえなくなってしまいます。

自分たちの夫婦関係の確認や立て直しも必要になりますから大変といえば大変ですが、絶対に慰謝料を請求しなければ気がすまない、という場合には、十分な準備とともに適切なタイミングを見計らうようにしましょう。

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